習作:思案 PAINTER絵

習作:思案 PAINTER絵

結局、メインお絵描きソフトはPAINTERで行くことにして、また練習絵を塗ってみました。
今回は、作業過程を保存しておきました。

線画

習作:思案 線画

ミリペンで描いたアナログ線画です。iPhoneのカメラで撮影し、クリスタでゴミ取りと調整をしました。練習なので、肌と髪とローブしか塗るところのない簡単な絵で。

全体の陰影決め

習作:思案 全体の陰影を塗ってみたところ

大まかに陰影を塗ってみたところです。正面からうっすらと光が、右斜め後方から少し強い光が当たっている想定で塗ることにしました。
陰影のレイヤーの透明度を下げて、参考にしながらその上にレイヤーを新規作成し、塗っていきました。

肌の塗り

習作:思案 肌を塗ったところ

肌を塗ってみたところ。影の色に溶け込ませて塗っていくので、明るい所でも色味はかなり影の色と混ぜてあります。最終的に色の調整をすれば色味は自由に変えられるので、この段階では全体に統一感があり影の色に馴染む事を主眼にしました。

髪の塗り

習作:思案 髪を塗ったところ

髪の色まで塗ったところ。銀髪に光が透けるので光源に近い方はエアブラシで明るくして、かなりハイライトを大目に塗っています。逆に左の側頭部から肩にかけての髪は影に沈むので暗めの色で塗っています。

塗りひとまず完成

習作:思案 加工前の塗り完成

服まで塗ったところ。色味がとても少ないですが、影の色に馴染んでいるのでOKです。これを写真加工アプリやソフトでフィルタ加工や色調補正していくと、違和感無くしあがります。

完成

習作:思案 完成絵

写真加工アプリでいじって完成。本来ならPhotoshopを使う過程ですが、iPhoneの写真加工アプリでもWEB用のイラスト位なら加工できます。

写真加工アプリを使わなくても、最初からこの色合で塗れるようになりたいのですが、そこはまだまだ練習です。今の実力ではこんな感じです。塗りに関しては、色の混ざり具合や色の伸びが、やはりPAINTERが一番塗りやすいです。もっと練習してPAINTERらしい絵を描きたいところです。

2014年の塗りとの比較

2020/2/3追記。この線画を描いた当時の2014年9月に塗った絵がサルベージされたので、比較してみました。

習作:思案 の塗り新旧比較

塗り方自体が簡単ではあるものの、昔は順光で色の統一とか考えずに塗ることしかできなかったので、逆光を塗れるようになったのは進歩があったのかなあ、と思います。まあ、成長してるよね。多分。