リプレイ:「ヨモツオトメの鎮魂花」

リプレイ:「ヨモツオトメの鎮魂花」

2020年5月16日〜17日に行われた、トーキョーN◎VA the AXLERATIONのオンラインアクトのリプレイです。サバ缶さん(⁦@aoyama55z⁩)のシナリオ集「Glory be to Braga 白」掲載のシナリオです。許可をいただきリプレイ化しました。

ジェイドの護衛の爬虫類ヒルコ、オペレーターと、聖母ミューの複製体の少女、マリーベルが織りなすマヨヒガ森での動乱の1日。その日、ヒルコ街は花に覆われた。

※マリーベルは直前のアクト「ミューツーの逆襲」でのゲストだったキャラクターです。前日譚になりますので、そちらのリプレイからどうぞ。→リプレイ:「ミューツーの逆襲」

概要

参加者
RL:ヤマネコ、PL:Super32Xさん、斜道猫さん(以下、敬称略)

シナリオ
サバ缶さん(⁦@aoyama55z⁩)作、シナリオ集「Glory be to Braga 白」掲載(販売情報はサバ缶さんのTwitterを参照)

キャスト紹介

オペレーター ヒルコ◎、カゲ、カブト● PL:Super32X

ID: X Aj: 36 Jender: ♂ Heit: 160cm Weit: 89kg
Eyez: 青 Hair: 茶(トゲなど) Skin: 黄 BirthDay: –

ジェイドの護衛としてM○●Nよりやってきたヒルコ。
まるで暗殺者のような存在感で、およそ護衛には見えない。
外見は巨大な二足爬虫類である。爪を形状変化させ短刀のように扱う。

経歴は黙して語らず、たまにふらりと消える時がある。
何かの仕事をしているのだろうか。

“氷の調べ” マリーベル コモン●、シキガミ◎、ハイランダー PL:斜道猫

ID: C Aj: ? Jender: ♀ Heit: 155cm Weit: 40kg
Eyez: Blue Hair: Blond Skin: Wite BirthDay: ?

ミューの3号機。誕生直後に氷の静謐に奪取され、戦力運用されていたが、スコット=ラルストン司教(ヤマネコのキャスト)らの活躍により異端改宗局によって奪還され、同司教の保護下にある。
「ミューの予備」として確保したい異端改宗局の思惑とは裏腹に、人として慈しまれることにより、稀薄ながらも自我を確立しつつある。

現在は真教N◎VAモスクにて見習いシスターを務める傍ら、異端改宗局の任務や、保護者経由で回ってくる剣十字修道会の任務などに従事している。

プレアクト

プレアクト購入

オペレーター:
プレアクト購入はポケットロンのみ報酬点3点です。

マリーベル:
プレアクトはDB通り、報酬点6点です。

キャスト間コネクション

RL:
■キャスト間コネ
お互いに取り合って下さい

マリーベル:
マリーベルからオペレーターへ
【理性】人間というのはいつも興味深い。それが人の姿をしていなくても。
【感情】でっかいとかげ
【外界】氷のご加護は分け隔てなく与えられます。

オペレーター:
感情でもらいます。

オペレーター→マリーベル
【理性】人間としてはまともなほうだ。
【感情】真教か。敵か?
【外界】ヒトのことなど知らん

マリーベル:
【理性】で頂きます

アクトトレーラー

キミの死を食べよう、キミが現を歩けるように。
キミに花を咲かそう、キミが夢を見られるように。

躰に咲くのはキミの生き様。
千に彩り、万にほころび、死を遠ざけて”花”は咲く。

キミは生きているの?キミは死んでいるの?
どちらかであり、どちらでもあり、
どちらでもないかもしれない。

さあ、決めてくれ。
キミに咲く花の意味を。

ーーたとえこの花が意味のない、徒花だったとしても。

 
トーキョーN◎VA THE AXLERATION
『ヨモツオトメの鎮魂花(フローリア)』
 

さあ、キミの花(スタイル)を咲かせよう。

ハンドアウト、アクトコネ配布

1枠:オペレーター

コネ:リリア 推奨スート:【ハート】

キミは目を覚まして、異変に気付いた。
キミの躰から花が咲いている。まるで心が顕現したような花が。
「その花はね、”死”を食べるんだ」と、キミの目覚めを待っていた少女は語る。
正体が何であれ、寄生されていることに違いはない。勝手に養分にされるつもりはない。

【PS:躰から花を取り除く】

RL:
PSを確認して、ゲストコネのスートを決定して下さい。

オペレーター:
生命で取得します

2枠:マリーベル

コネ:スコット=ラルストン 推奨スート:【クラブorハート】

剣十字修道会の仕事という事で、キミは保護者に連れられて真教スラム救世教会を訪れた。
そこでキミが見たのは、皮膚を破り人の躰に咲く花。
この原因と正体は、何なのか。そしてそれはそれは”隣人”として共に生きられるモノなのか。
奇病の拡散を恐れて、軍が動き出している。街を火の海に沈めるわけにはいかない。

【PS:花の正体を突き止める】

マリーベル:
感情でもらいます。

アクトルール

・チョイスタイプのダブルハンドアウトルールを使用します。(BHD p36)
簡単に説明すると、各キャストには伏せられたキーハンドアウトが配布されます。
そちらの内容を公開することも、しないことも可能であり、公開するとその内容は事実となりますが、公開しない場合、そもそもそんな事実はないということになります。
なので、公開する、しないによって、アクトの内容をキャストがコントロールできる仕組みだと思って下さい。
公開すると、PSがキーハンドアウトのものに自動的に変更されます。
公開するタイミングは書いてあるとおりで、かつ、公開非公開に関係なく、個人的な情報項目をもらえます。

・1シーンあたり1人1リサーチ、1行動程度を予定しています。
・2人のシーンで、1人が2リサーチ代わりにするのでも構いません。
・もう一つアクトルールがありますが、それは出てきたら説明します。

オープニングフェイズ

■OP01

シーンカード:レッガー(正)
RLシーン
舞台:N◎VAを遠景に眺める土地で
登場:不可

まもなく夜明けを迎えようとする頃。
遠くにメガプレックスが立ち並ぶトーキョーN◎VAの摩天楼が見える。
辺りは荒野になお力強く根をはる異形の樹々がまばらに生え、野に生きる変異生物(ヒルコ)達が隠れ潜んでいる。
そんな中、いまだ暗い空に、一際輝く星が煌めいた。
燃えるような星は、その輝きを強くしたかと思うと、一等星以上の輝き、いや、光を発しながら、徐々に大きくなり、流星のように空からこぼれ落ちる。
その先は、N◎VAの南西、レッドエリアの方向だ。
衝突の音が響き、つかぬま、野生動物達の気を引くが、すぐに何もなかったかのように朝が訪れる。

数日前の事であった。
その流れ星がニュースで大きく取り上げられることはなかった。
大した振動もなく、場所もレッドエリアであったためだ。
だが、その日から、何かが変わり始めた

■OP02

シーンカード:カタナ(正)
シーンキャスト:オペレーター
場所:マヨヒガ森
登場:不可

数日前から、ヒルコ街には一斉に草花が芽吹いた。
地面から、ひび割れた建物から、それらは葉を茂らせ、白い七弁の花を咲かせる。
それはさながら星のような姿形の花だった。

その時、オペレーターはマヨヒガ森の傍にいた。
森の中も、白いその花でいっぱいだ。
普段の暗い森の様子が、花畑へと変わっている。

オペレーター:
誰かからか、周辺環境の異変の聞きつけたオペレーターはその確認に来ていた。
普段は陰鬱として過ごしやすい森の中が一面白くなっている。
苛立ちを感じたが、状況の確認をしないわけにもいかない。
花を踏みつつ、森の中へと消えていった。

RL:
森の中を進むのち、少し開けた場所に出た。
オペレーターの嗅覚に、一際強い花の香りが飛び込んでくる。
振り向くと、木々の影から、ふらりと、一人の人間のメスーー少女が姿を現したところだった。
いや、人間ではないようだ。
少女は血色は良くないものの、快活で力強い目をしている。
しかしそれより目を引くのは、その体に咲いた白い七弁の花だった。

少女「あれっ、ねぇ、ここは……どこ?」

オペレーター:
不審な人物の登場に、警戒する。

(ヒトではない。さりとて同類でもない。そして場所が分からないと来たか。さて。)

考えを巡らせたが、らちが明かないことに気が付いた。脅威性はあまり感じない。

ヤマネコ:
ヒルコ◎です

Super32X:
あ、了解です。

オペレーター:
「ここはマヨヒガ森だ。どうしてここにいる。様子がおかしいから去ったほうがいいぞ。」

と声をかけたが、警戒は解かない。

RL:
少女はオペレーターを興味津々と言った様子で見て、

少女「ありがとう。私はリリア。どうしてここにいるかは…わからないの。」
リリア「何も覚えていないんだけど、……でも、お姉ちゃんとここに来たの。」
リリア「ねえ、あなたの名前は?」

少女は警戒心が微塵もない様子で、オペレーターに話しかけてくる。

オペレーター:
分からない、覚えていない、そんなはずあるかと疑いながらも答えてやる。

「名前などない。呼ばれているのはオペレーターという識別だけだ。」

RL:
リリア「オペレーターさん?識別…難しいこと言うのね。でも、よろしく、オペレーターさ…」

バサバサバサ!

森の鳥達が一斉に喚きながら空へ逃れ、
森に緊張が走る。
獣の感覚に訴えるそれに、リリアも気づいたらしく、振り返る。

ドォオオオオオオオオン!

轟音、銃撃、じゃない砲撃の音がして、
巨大な砲弾がオペレーターとリリアの側に着弾し、
木々を木っ端微塵にして破片を飛び散らす。

リリア「危ない!」

リリアがオペレーターを庇うように前に飛び出し、
地面が大きく揺れ、破片と衝撃が二人を襲った。
それっきり、意識が暗転した。

 
シーンエンド

登場失敗
マリーベル

マリーベル:
パス

■OP03

シーンカード:イブキ(正)
シーンプレイヤー:マリーベル
場所:真教スラム救世教会
登場:不可

RL:
スコット「シスター・アメリアからお話が届いています。スラム教会に参りますよ」

と、保護者に連れられてスラム教会にきたマリーベルだったが、そこにはいつになくいい匂い…花の甘い香りが漂っていた。
崩れた壁や剥き出しの地面に葉が生茂り、白い七弁の花がちらほらと咲いている。

スコット「シスター・アメリア。マリーベルを連れてまいりました。」

保護者が挨拶をしている。

マリーベル:
無言のままペコリと一礼する。

「はな?」

RL:
アメリア「マリーベル様。来てくださったんですね。ありがとうございます。」
アメリア「ラルストン司教。今日、マリーベル様にお願いしたいのは、他でもありません。この花について調べていただきたいのです。」

スコット「話は聞いております。その花を咲かせた者達に会わせていただけますか?」

アメリア「ええ、こちらに。」

教会の堂内に移動すると、そこにはレッドエリアに住む少年達がいた。
修道女たちを手伝っているが、その身体には葉っぱが生え、花が咲いている。
とても快活にしているが、花が生えている。その一点において異様だった。

アメリア「彼らは先日、ヒルコ街付近でカーライル・シンジケートの抗争に巻き込まれました。」
アメリア「本来なら、そのまま失われる命だったと思います。」
アメリア「しかし、彼らは生きています。体から花を生やして。」
アメリア「ミュー様もこの花が”隣人”として共に生きられるのか、決めかねています。」
アメリア「ですから… この花について調査が必要です。」
アメリア「その人員として、マリーベル様に調査して頂いてはいかがかと、考えた次第です。」

マリーベル:
「そうさぼくらは・・・せかいでひとつだけのはな・・・」

RL:
スコット「ちょっと待って下さい。危険については、マリーベルは戦闘力はありますから、それほど心配はしなくて良いでしょう。」
スコット「しかし、マリーベルの自我はまだ確立されていない状態。」
スコット「冒険をさせた方がいい、と言うことはわかります。しかし、調査のような自立行動を、時に人に聞き込んだり、対人関係が発生する調査をさせるのは荷が重いのではないでしょうか?」
スコット「それに、ヒルコ街などで迷子になってしまわないか・・・」

斜道猫:
結構過保護なお父さんであった。

ヤマネコ:
おとうさんは心配性

斜道猫:
これはさ、はじめてのおつかい、ばりに異端改宗局の広報スタッフがついてくるフラグw

ヤマネコ:
そしてヒルコに追い返される。

マリーベル:
「ききこみ、対人…」

言うと、傍らのレーヴァティーンを示す。

「任務…了解…」

4番目に覚えた言葉を発する。

斜道猫:
おねえちゃん→おとうさん→おかあさん→任務了解→お前を殺す→任務完了の順。

Super32X:
物騒なお使いだ・・

RL:
スコット「マリーベル?無理することはないんですよ。まだ言葉も怪しいのですから…」オロオロ
アメリア「ラルストン司教。ミュー様も、マリーベル様に様々な経験をさせよとおっしゃっています。」
アメリア「マリーベル様、よろしくお願いしますわね。」

と言って、3シルバーを渡す。

アメリア「お金の使い方はわかりますか?」

斜道猫:
マジで初めてのお使いだわ。

マリーベル:
受け取るとこくりとうなづく
そしてスコット司教の方を見上げると、

「おとうさんの…役に…たつ…」

RL:
スコット「……仕方ありません。でも、本当に無理してはいけませんよ。渡した一般常識のデータクリスセットは持っていますね?使うんですよ?」
スコット「何かあったら、これですぐに連絡を。私が出られなかったら、こっちのボタンで改宗局の人たちを呼べますからね」

と、ポケロンを渡されます。

スコット「それから、ヒルコ街にはどんな感染因子があるかわかりませんから、あまりなんでも触ってはいけませんよ、それから…」

アメリア「ラルストン司教。ミュー様が大丈夫とお考えなのですから、心配は無用です。」
アメリア「では、よろしくお願いしますね、マリーベル様」

と、オロオロするスコットを無視してアメリアはマリーベルを送り出すのであった…。

斜道猫:
なんかひでぇもの持たされている。
ドッグコールか

Super32X:
ドッグ(聖母の犬)

斜道猫:
恐い

ヤマネコ:
ポケロンは、<コネ:スコット=ラルストン>の達成値+1です。

Super32X:
やっぱりイヌがくるのか・・

マリーベル:
「任務…了解…開始」

ペルソナをコモン◎に変更すると、

「おとうさん。いってきます。」

言うと教会を出る。

RL:
シーンエンド

登場失敗
オペレーター

オペレーター:
C5捨てます。

RL:
初期情報項目は、オペレーター:【リリア】、マリーベル:【星花症】(セイカショウ)です。
それからキーハンドアウトにある情報項目

リサーチフェイズ

■リサーチ01

シーンカード:クロマク(逆)
シーンプレイヤー:オペレーター
舞台:マヨヒガ森

登場:<社会:ストリート、ヒルコ街>、コネ:オペレーター10

RL:
オペレーターの意識が、徐々に戻ってくる。
瞳を覆う瞬膜を開くと、地面が見える。えぐれたような土のそこかしこに、白い花が見える。
心地よい風が、穏やかに頬を撫でていく。

リリア「…ターさん、オペレーターさん?」

オペレーター:
目を覚ましたオペレーターは自分が無様にも気絶していたことに気が付いた。
周囲を見渡し、そこにリリアの姿を認めた。

「・・何があった。お前は外傷はないのか。」

自分で覚えているのは砲撃を喰らったような衝撃だけだ。

RL:
リリア「よかった!目が覚めたのね!」
リリア「私たち、どうやら、何か遠くから、大きな鉄砲…戦車っていうのかしら?に撃たれたみたい」

そういうリリアには怪我はない。が、体から生える花が増えている。
さっきよりも花が覆う面積が増えたようだ。

オペレーター:
(戦車だと・・ヒトが攻撃した来たのか!戻らねば・・)

オペレーターは体をおこし、来た道を戻ろうとする。

「私は森の外にでる。ついてきたければ来るがいい。」
「ヒルコ街まではいくがそこからは知らん」

そう告げて、気配を消しつつ歩き出した。

RL:
リリア「待って!オペレーターさん!お願い、私をテング塔に連れて行って!」
リリア「今ので分かったの、あそこに姉さんがいるの。」

腕を掴まれて、目にして気付く。
オペレーターの体にも、花が咲いている。

RL:
ジェイドはマヨヒガ森に居るので、テング塔の方向ですね。テング塔よりは近いけど。

そしてオペレーターに咲いている花は、どんな花がいい?七弁の白い花とは違う花なんだけど。

Super32X:
一見花に見えない感じかなぁ

RL:
一見、ただの草に見えるが、白いがくの中に小さな花がいくつも咲いている。
それが、身体に生えてきていた。

オペレーター:
(なんだこれは)

自分から生えているとは思わず、花を手で払った。

(自分は植物じゃあない。)

RL:
※この花は、「クリスヘリオ」(BTD p120)相当品です。
以後、キャストが肉体ダメージを受けると、この花が体に咲き、即座に入手でき、即座に使用できます。受け渡しは不可能です。
これは、ゲストの《神業》(天罰相当)による効果です。

斜道猫:
ヤバイブツきたー

RL:
ーーーヒュ、
ドオオオオオオン

しかし、落ち着いている暇はなさそうだ。
再び砲撃の音が響き、辺りの木々や地面を揺らし始める。
一時的に身を潜めていたヒルコ達が動き出し、一斉に南へと移動していく。

<射撃>15との対決を行って下さい。
失敗すると、I+3+山札のダメージを受けます。
ただし、この時も花が咲き、それを使用することはできます。

オペレーター:
D4失敗

RL:
I+3+山札・・・SJ=Iの13点
クリスヘリオを使用することもできます

オペレーター:
〈金剛〉C10失敗
13-防具13=0

斜道猫:
オペレーターさんは鎧皮と金剛があるから鉄壁なんだよねぇ。

Super32X:
カブトが低装甲とか似合わないし・・

斜道猫:
そらそうだよねー

RL:
あ、ごめん、当たった瞬間に、リリアが<庇護の剣>でダメージ代わろうとすると書いてあった
でも、今回は間に合わなかったでいいや

リリア「危ない!オペレーターさん!きゃあ!」

リリアはオペレーターを守ろうとして、間に合わない。
しかし無傷のオペレーターを見て、

リリア「オペレーターさん、怪我、ないですか?よかった…」

と胸を撫で下ろす。
そして、砲撃はいったん治ったようだ。

Super32X:
リリアは平気なのか・・

斜道猫:
クリスヘリオあるからじゃない。

RL:
通常のリサーチが可能です。

オペレーター:
(・・・)オペレーターはリリアが“普通”でないことに気が付き、目撃情報を調べてみた。

そして邪魔な花を爪でそぎ落とした。

(きついな・・自分の状況が分からん)

リサーチ【リリア】

RL:
〈社会:ストリート〉〈コネ:リリア〉08,10,12

オペレーター:
〈社会ストリート〉〈隠密〉理性6+6+S9=21です。

RL:
08
『オペレーター』が目覚め、出会った少女。全身から星花を生やしたヒルコ◎。エキストラ。
心臓は既に機能停止しているが、身体に生える花が彼女の細胞を活性化させており、身体機能を継続させている。
花が死滅すると彼女もまた死亡する。
10
数日前にN◎VAへ来たようだが、記憶を失っている。
【テング塔】に姉の気配を感じており、テング塔へ行きたがっている。
(情報項目【テング塔】と[アドレス:テング塔]を入手する)
12
リリアの星花は、星花の大元、原種である。
調査すれば花の鎮静化に役立ちそうだ(【星花の鎮静化】)。

オペレーター:
(心臓が停止・・?変異中か。花とともに生きるわけか。)
(その内光合成でもするのかね。・・自分のは違うよな?)

「テング塔の方向に行ってやることはできるが、途中までだ。」
「そのうち見える。そうすれば迷うこともあるまい。」

そういいつつ、手で招きながら歩き出した。

RL:
シーンエンド

舞台裏
マリーベル

マリーベル:
登場:D2捨て
リサーチ【星花症】

RL:
〈社会:ストリート、ヒルコ街〉08,10,12
または実物を見て<知覚>でも可能

マリーベル:
<知覚><交渉>救世教会で実際に発症している少年たちをみて調べる。情報を詳しく聞きながら。
【理性】5+5(<アテンション>)+S4=14

RL:
08
ヒルコ街に広がり始めた白い七弁の花と、それに寄生された状態を指す。
細胞が死亡する際に発するエネルギーを吸収しており、破損した機器類にも草花が発生する。
ヒルコ街の地下に広範な根を広げており、一時に殲滅することは容易ではない。
10
N◎VA軍はこの花を駆除対象として認識しており、機械化戦闘部隊”火雷(ホノミカヅチ)”を差し向けている。
軍部の作戦展開は異様に早く、事前に情報を察知していた節がある。
12
特に【テング塔】を集中砲火しようとしている。
(情報項目【テング塔】と[アドレス:テング塔]を入手する)

ヤマネコ:
次のシーン、舞台はどこにしますか?

斜道猫:
アドレスもらったんなら、テング塔に行きたい。

ヤマネコ:
一人で?

斜道猫:
うーん迷うところ、行く途中でオペレーターたちと合流できるとベストだけど…
もうちょっと待った方がいいかな?
オペレーターさんたち的には向かう方向それとも向かわない感じ??

ヤマネコ:
いけるけど、進展しないどころか、怪我して帰る羽目になるかと

斜道猫:
なるほど…さすがに無理か。了解。

Super32X:
ジェイドさんに会いに行くとかは?N◎VA軍の動きを伝えに。

斜道猫:
おっと、軍の動員データ出てるのか。
今のハンドアウト的には…そうですね。ヒルコ街の顔役に会いに行く。

ヤマネコ:
オペレーターはテング塔より前にある、マヨヒガ森のジェイドの棲み家に行くつもりだと思うので、そこで合流できるかとは思う。

斜道猫:
じゃあ、そっちに行こう。
コネないけどぬー

ヤマネコ:
ジェイドのアドレスもないから、マヨヒガ森にやってきて迷ってるところになりますね

斜道猫:
地道に聞き込みですね。

■リサーチ02

シーンカード:カゼ(正)
シーンプレイヤー:マリーベル
舞台:マヨヒガ森

登場:ストリート、ヒルコ街、コネ:マリーベル

マリーベル:
「任務…迷走?」

コモン◎のまま、広い森で迷っている。
花は…咲いてるんだよね?

RL:
そこら中に星花が咲いていますね。
森は鬱蒼としているが、騒がしく、ヒルコ達が南へ、森の外、ヒルコ街の方へ逃げていこうと移動している。
怪我をしているものは見当たらないが、体に花を咲かせた者も多く見られる。

マリーベル:
「すみま・・・せん・・・なにがおきてるのですか?」
「このへんを束ねる方にお会いしたいのですが…みちにまよってしまって・・・」

無害なぎこちない笑顔を浮かべる。

RL:
交渉は切れますか?忙しいところだから、話を聞いてもらうのに。
成立でいいです。

マリーベル:
<交渉>【感情】6+5(<アテンション>)+c5=16です。

RL:
すると、逃げる途中の、動物よりは人間よりのヒルコが、

「お嬢ちゃん、危ないよ、逃げた方がいいよ。」
「ジェイドさんはこの森の北のほうに寝ぐらを持ってるけど、そっちは今危ないよ」
「どうしても行くなら、ほら、あっちの、遠くに見えてる鉄塔の方向だよ。」

と、大体の場所を教えてもらえました。「ジェイド寝ぐらのアドレス」ゲット。

しかし、鉄塔と言われて見た方向にあるのは、遠くでよくわからないが、
鉄塔と言うにはずいぶん形が有機的に見えた。

マリーベル:
ジェイドのねぐらに向かいつつ【テング塔】のリサーチできます?

RL:
できます。が、ジェイドの寝ぐらに着くのは、次のシーンになります。

マリーベル:
それは構いません。

リサーチ【テング塔】

RL:
〈社会:テクノロジー、企業、軌道〉〈医療〉〈コネ:リリア〉10,12,14

マリーベル:
常時:<アテンション>、チャイナドール
m:コッペリオン起動
<社会:テクノロジー★>+<交渉>【感情】6+5+2+C10 =23

RL:
10
ヒルコ街のはずれにある鉄塔。廃棄された送電塔であり、飛行能力をもつヒルコが多く住む。
数日前に付近に星が落ち、それ以来塔の内外は蔦や茎、葉に覆われ、星花が咲き乱れるようになった。
12
落ちた星の正体は軌道、ラグランジュ1から落ちてきた宇宙カプセルである。
宇宙カプセルに乗っていたのはリリアと彼女の姉・ロゼリアだ。
ロゼリアは植物系統のヒルコに取り込まれており、根を張って養分を吸収し、リリアに送ることだけを思考している。
(リリアはロゼリアの人鞘である)
14
ラグランジュ1は既にロゼリアによって遍く樹海化した。このままではN◎VAもその後を追う。
ロゼリアに[完全死亡]相当の肉体ダメージを与えた場合、[フラグ:星花の原花]を獲得できる。

マリーベル:
「そらからのしんりゃくしゃとか…おとうさんのすきそうな災厄前の、特撮ムービーみたい…」

「そしてゆりとばら…真教の内情みたいなのです…」
「っておとうさんがいってたのです」

とつぶやきつつ、ジェイドのねぐらに向かう。

ヤマネコ:
いつの間にスコットさんが特撮マニアに!?

斜道猫:
www

ヤマネコ:
と言うか、マリーベルのために見せているのではなかろうか
スコット「子供番組も必要でしょうからね」

斜道猫:
たぶんね。完全に誤解してる。
でも怪獣映画はどうかと思う

ヤマネコ:
オペレーターはどうする?次のシーン、寝ぐらで合流でいいですか?

Super32X:
いいよー

ヤマネコ:
異端怪獣アイスクリンとかを倒す映画を、ローゼンベルグが届けてくるんだよ
スコット「私が小さい頃、改宗局の幼年寮でよくかかっていたのですよ。懐かしいなあ」

斜道猫:
異端怪獣か
そしてロゼリアは、ヒルコ、クロガネ、ハイランダーかな?
それとも他にハイランダーがいるのか?

ヤマネコ:
単純なミニシナリオだから、ゲストは1人ですよー

斜道猫:
なるほどー
あと、フォルム:ストラクチャのクロガネ説もあるか。

RL:
シーンエンド

舞台裏
オペレーター

オペレーター:
登場失敗C8捨て
リサーチ【星花の鎮静化】

RL:
〈社会:テクノロジー、ヒルコ街〉〈医療〉10,12

オペレーター:
コネ:ジェイドは使えますか?

RL:
もちろん使えます。ヒルコ街相当として、達成値に+レベルしていいです。

オペレーター:
コネ:ジェイド生命8+2+H9=19です。

RL:
10
これを止めるためには植物として枯れさせるか、休眠状態にするしかない。
広がる根の大元に対して休眠促進剤を注射すれば休眠状態にすることが可能だ。
12
星花はかつて日本軍が研究していたヒルコ・オリジンのテストタイプのひとつだ。
日本軍は「ハナノイワヤ作戦」と名付けて扱いを極秘にしており、詳細は不明。

※休眠促進剤は[フラグ:星花の原花]を入手し、『オペレーター』が《突然変異》を使用することで入手できる。これは《タイムリー!》相当のアイテムとして使用できる。

■リサーチ03

シーンカード:カブトワリ(逆)
シーンプレイヤー:オペレーター
場所:ジェイドの寝ぐら

登場:ストリート、ヒルコ街、コネ:オペレーター、リリア、ジェイド 10

RL:
ジェイドの寝ぐらまでたどり着いたオペレーター達が見たのは、近くが砲撃されて屋根がわりにしていた木々の枝が吹っ飛んで半壊の寝ぐらと、多くが退避してわずかに何人か残っているヒルコ達と、
ジェイドなら異常事態が起こっているテング塔の様子を見に行った、と言う情報だった。

オペレーター:
「・・・」

主の半壊したねぐらに怒りを感じつつも、
ジェイドの身が気がかりで塔へ向かうことを決意した。

「塔まで行く。ついてこい」

ぶっきらぼうにリリアに言った。

マリーベル:
登場したいです。

RL:
どうぞー

マリーベル:
<社会:ストリート>生命4+HJ=14

ふらふらと、ねぐらに一人の少女が紛れ込んでくる

「あ…大きいとかげのひと…こんにちは…」

丁寧に頭を下げる。

オペレーター:
「何をしに来た。ここは攻撃を受けている。さっさと去れ」

一瞥しただけで、ほかのヒルコたちに避難指示を出していた。
そして塔を見てそちらへと歩き出す。

マリーベル:
「まっ…て。」
「塔へ向かう…の?」
「N◎VA軍が…塔を…狙っている。」

ヤマネコ:
もし、ここでマリーベルが「星花を調べにきた」と言うことを言うと、リリア関連の小さなイベントが入り、手札回しの機会ができます。

斜道猫:
手札はまあ何とかなるけど、イベントは起こしておいた方がよさそう

オペレーター:
「軍が塔を?あの不気味になっているのが原因か?」
(何が起きているんだか・・あの花は一体何なんだ)

リサーチ【『オペレーター』の花】

RL:
『オペレーター』の花〈社会:テクノロジー、企業〉〈医療〉〈コネ:リリア〉08,10

オペレーター:
コネ:リリア生命8+HQ=18

RL:
08
『オペレーター』の身体に咲く花は、リリアに咲くものと様相が異なる。
これは『オペレーター』の影響を受けて花の遺伝子が変異したためだ。
10
この花には植物の異常成長を促進する効果はない。
『オペレーター』に[完全死亡]相当の肉体ダメージが与えられた際、[『オペレーター』の原花]を獲得する。
『オペレーター』の原花は《タイムリー!》相当のアイテムとして使用でき、ヒルコ街に広がる星花を全て変異させ、無害なものとすることができる。

ヤマネコ:
つまり、ロゼリアを倒して原花を取って突然変異してもいいし、
オペレーターが死んでも星花を止める薬になるし、
手段が何種類かあると言うことですね

斜道猫:
ふむふむ

オペレーター:
(ずいぶんとまあ、変わった花で。)
(これを知ったら命を狙われそうだな)
(さて、このお嬢さんをどうしようかね・・)

「どういうつもりでここに来たのかは知らんが、塔に用事があるなら勝手についてこい。」
「主が先にいっているようだ。用事があるのだろう?」

RL:
リリアはマリーベルの方を不思議そうに見る。
が、オペレーターの言葉に、塔の方を向いて、

リリア「お姉ちゃん…」
と呟いている。

マリーベル:
私もリサーチ【ハナノイワヤ】

RL:
〈社会:テクノロジー、軍事〉12,14

マリーベル:
m:コッペリオン起動
常時:チャイナドール
<社会:N◎VA>から回して 外界6+2+DJ=18

RL:
12
かつて日本軍及びBIOSが研究していた植物系統のヒルコ細胞。
寄生先の細胞が死ぬ瞬間のエネルギーを利用して成長する。植物形態であり、葉や花を形成する。
14
花を咲かせると変異を起こし、寄生先の細胞を急成長、急死させた後、体を完全に乗っ取る。
”大津波”で伝えられる世界樹を始め、植物の異常形成はこの細胞がもたらしたものだ。
日本軍はロゼリア・ブラーガがこれを入手し、暴走させたという情報を入手していた。

マリーベル:
では、ペルソナをシキガミ◎に変え、

「星花を…調べに来たの…足手まといには…ならない…」

RL:
すると、その言葉を聞き、リリアがハッとしたようにマリーベルを見る。
そして、しばらくじっと見つめていたかと思うと、

リリア「あなたは…星花を調べにきたんですね。」
リリア「もしかしたら、私…」
リリア「……お願いがあります。もし、この花の原因が私だったら。私のことを、止めてくれますか?」
リリア「私を殺すことになったとしても」

マリーベルはこの問いに対し、<自我>もしくは<隠密>で対決し、(目標値12)
成功すれば答える必要はないが、失敗した場合、yesかnoで答えなければならない。

マリーベル:
それは結構ピンチかも
仕方ない

<自我★>+<交渉>【感情】6+5+山引き

C6
17で成功。

RL:
オペレーターも手札回したいなら答えても良いですよ

オペレーター:
隠密 外界3+D9=12成功

「お前を殺すことで収まるなら殺すとも。まあ、それだけで済むとは思えんがな。」

マリーベル:
無表情な中にうっすらと、優しい笑顔を浮かべて

「だいじょうぶ…誰かが泣くような解決は…させないの…聖母といわれる…おねえちゃんの…名に懸けて」

Super32X:
名探偵マリーベル

斜道猫:
ちょいちょいネタを挟むのは教育のたまもの

RL:
リリア「そう…ですか。」
リリア「変なことを聞いてごめんなさい。」

ちょっと泣きそうになって。

リリア「お姉ちゃんのところへ行きましょう」

 
シーンエンド
舞台裏
なし

斜道猫:
あと肝心の情報は、花が枯れたときに、花を咲かせている人がどうなるかなんだよね。

ヤマネコ:
その辺は人による。

斜道猫:
侵食率みたいな感じ?

ヤマネコ:
ほぼ死んでた状態から花で生かされてる人は死ぬだろうし、花が傷を塞いで助かった程度の人なら、花が枯れても大丈夫だろうし。
そこを救いたかったら、神業でなんとかって感じかなあ。通常の解決の他に+1枚とかかな。

斜道猫:
りょうかい

■リサーチ04

シーンカード:カブト(正)
シーンプレイヤー:オペレーター
場所:テング塔

斜道猫:
さて、今上がってる解決法は、
1:ロザリアを[完全死亡]させてフラグを立て、休眠薬を作る
2:オペレーターさんを[完全死亡]させて変異原種を手に入れ、変異させる
の二つだよね?

ヤマネコ:
違う、オペレーターの方は、完全死亡したら、自動的に《タイムリー》ができる

斜道猫:
ああ、そうか。ロゼリアの方はオペレーターさんの《突然変異》が必要か。

ヤマネコ:
チームは組んでることにする?

斜道猫:
オペレーターさんがよければ組みたい。

Super32X:
こちらも大丈夫ですよ。

ヤマネコ:
では、チームで登場ですね。

RL:
ジェイドが向かったというテング塔の方にやってきた。

マヨヒガ森が開けたところにある、打ち捨てられた送電設備がそれで、普段は錆びた鉄塔と送電設備がぼうぼうに伸びた草に埋もれている寂しい景観であったが、今は一面の花畑と化している。

いや、それどころか、白い花の間に、オペレーターの胴回りほどもある太い緑色の茎が地面を這い、鉄塔を覆っていて、M○●Nに生えたという「世界樹」とはこんなものかと思わせるような大樹となっている。

その向こう、隅田川を挟んだ対岸には、”火雷”の部隊が、ウォーカーを展開させている。
そちらからの砲撃が地面を揺らす中、リリアは鉄塔を下から眺め、ほうっと息をついた。

リリア「お姉ちゃん……」

オペレーター:
(主はどこに・・)あたりを見回すが、姿は見えない。

砲撃の音が神経を逆なでする。

「お前の姉とやらもここにいるのか。・・どこかへ避難しているのではないか?」

ちらりとリリアのほうを見る。

RL:
「ううん、お姉ちゃんはここにいるわ。…違う、この鉄塔全部が、お姉ちゃんなの…私を呼んでる…」

そう、リリアが言い、ふらりと鉄塔=大樹の方へと歩き出そうとした瞬間、砲撃が一段と激しくなり、鉄塔への集中砲火が再開された。
爆音が轟き、テング塔にウォーカー砲の弾が叩き込まれていく。

???「伏せいや!」

後ろから飛ばされた檄は、オペレーターにはよく知った、主の声だった。

マリーベル:
後ろを振り向いて

「ねこー!!」

ねこの上に倒れこむように伏せてひっ捕まえて全力でもふる

オペレーター:
「主!ご無事ですか!」

引っ付いたマリーベルを放り投げ、ジェイドのそばによる。

「遅くなって申し訳ありません。少々手間取りました。」

今までの状況を説明し、ジェイドの意思を確認する。

RL:
ジェイド「オペレーター、心配したで!今は危ない、伏せろ!」

キャストは<射撃>との対決を行って下さい。
目標値は18、失敗するとI+5+山札の肉体ダメージが発生します。
回避等が失敗したら、リリアが<庇護の剣>で庇います。

オペレーター:
回避 C7 失敗

庇うのは拒否します。

マリーベル:
制御値で受けて失敗です。

RL:
そうすると、リリアがマリーベルの前に飛び出します。

リリア「マリーベルさん、危ない!」

<庇護の剣> 理性6+S2=8成功

リリアがダメージを受けます。

ダメージ:I+5+HQ=15点
クリスヘリオで減らして10点、<※衝撃吸収>で減らして0点

花が飛び散る。
だけど、同じだけの花が生えてくる。
リリアの体を覆う白い星花が、広がっていく。

リリア「大丈夫ですか?マリーベルさん…」

マリーベル:
「リリアさん…自己犠牲とか…ダメなのです…」

オペレーター:
装甲で13点防ぎます。残り2点
金剛 D10 失敗
鎧皮ダメージ減少使用 2点減少

RL:
では、オペレーターの方は、花も使わずダメージも受けなかったので、花が増えることはありません。

オペレーター:
「この程度・・おい娘、無理はするなよ。」

ジェイドとともに離脱します。

マリーベル:
リリアを抱えて脱出できます?

RL:
できます。
とりあえず寝ぐらに戻る感じですか?

マリーベル:
ねぐらも砲撃届いてるんだよね?

RL:
届いている。けれど、ここよりはマシ。
それから、砲撃はテング塔だけじゃなくて、リリアも狙ってるから、完全には逃げられない

マリーベル:
なるほど。ならばねぐらでおけ

オペレーター:
まずは、砲撃が薄い地点まで。そこでジェイドの指示をもらいます。

RL:
ジェイド「一度下がるか…この砲撃じゃらちがあかんわ。」
ジェイド「オペレーター、このお嬢ちゃんらを守って行けや?」
ジェイドは黒猫らしくするりとした身のこなしで、その場を離脱するね。

オペレーター:
「承知。二人とも、ついてこい」

二人のほうを見つつジェイドを追う。

Super32X:
オペさんの中で二人の優先順位が上昇しました。

斜道猫:
おおー

Super32X:
ジェイド>>>>>>>>>>>二人>オペ

斜道猫:
壁が…あと、自分は大事にしよう?

Super32X:
今までジェイド>>>>>>>>>>>>オペ>>>>>>>>>>>>二人

斜道猫:
ひでぇ

マリーベル:
「リリアさん、こっち…」

リリアをかばうように先に行かせ、
ジェイドとオペレーターを追います。

RL:
リリア「あっ、でも、お姉ちゃんが…」

手を引かれながら、鉄塔の方を何度も振り返ります。

そちらを見たマリーベルには、鉄塔の大樹が身を震わせた、ように見えた。
砲撃を浴びた衝撃だっただけかもしれないが…

斜道猫:
これはオペレーターが巨大化して、ゴジラ対ビオランテになるしか。

Super32X:
タイムリーで巨大化!(すでに死んでいる)

RL: 
シーンエンド
舞台裏なし
登場判定失敗の回しはできますが、どうします?>マリーベル

マリーベル:
いいです。

■リサーチ05

シーンカード:フェイト(正)
シーンプレイヤー:マリーベル
舞台:ジェイドの寝ぐら

RL:
寝ぐらまで戻ってくると、ジェイドはその屋根が半壊しているのも気にせずに、ひょいっとふかふかのボロクッションの寝床の上に乗り、

ジェイド「さぁて、皆無事か?」と聞いた。

オペレーター:
二人を見回し、

「無事です。主も無事で何よりです。」

そう言いながら半壊したねぐらを片付けるオペレーター

RL:
ジェイド「オペレーター、おまいだけならまだしも、こっちのお嬢さんらまでテング塔になんで連れてきたんや。危ないやろが。」
ジェイド「おまいでも、あの砲撃をまともに食らったら、死ぬで? 無茶あするんじゃない」

とジェイドがお説教をし始めたところで、リリアが、

リリア「私が、オペレーターさんにお願いしたんです。テング塔に連れて行って、って…」

とジェイドに言い、そしてジェイドがじっとリリアを見つめる。

その後、ヒョイと飛び降りて、オペレーターのところに歩いてきて、オペレーターにしか聞こえないように小声で話す、

ジェイド(オペレーター、よう聞き。その嬢ちゃんはより強く、花の匂いがしとる。)
ジェイド(おそらくこの花の元凶や。)
ジェイド(この花を片付けんことには、軍も止まらんやろ。)
ジェイド(オペレーター、おまいさん、この嬢ちゃんをどうするつもりや。)
ジェイド(……始末、つけるつもりなんか?)

オペレーターに対し、<自我>もしくは<隠密>での対決を要求します。目標値は12
成功した場合はこの問いに答えなくて良いですが、失敗した場合、yes/noで回答しなければいけません。

オペレーター:
隠密 外界3+DA=21です。

「・・それで問題が静まるというなら、手を下します。」
「それと、もう一つ解決法があります。」そして腕を見せる。
「どうやら私もやられた模様で。私の息の根が止まると花が咲き、解決法となるようです。」
「私だけで済むのなら問題はありません。いざという時はお使いください。」

斜道猫:
この辺はこっちには聞こえないように言うんだよね?

ヤマネコ:
<知覚>して良いよ

Super32X:
ヒソヒソ

斜道猫:
目標値は21?

ヤマネコ:
対決でいいよ
そうすれば、オペレーターも手札回しできるから

斜道猫:
了解

マリーベル:
その話、聞きたいです。

RL:
ジェイド「アホいうな!そりゃ、どうしても無茶って時だけや!」
ジェイド「簡単に、命を投げ出すんやない!」

と、激昂したジェイドの声が聞こえますね。

<知覚>で聞き耳を立ててもいいです。

マリーベル:
<知覚> SA=21

オペレーター:
隠密CK失敗

RL:
ジェイドが、ぐるぐると喉をならせて、落ち着きます。
そして、リリアの方を見て、

ジェイド「オペレーター、嬢ちゃんのこと、しっかり頼むで。」
ジェイド「可愛らしい子やのにな。」

リリアの方に歩いてきて、頭を擦り付けて

ジェイド「こういう時でなかったら、ヒルコ街で遊んでやりたかったな」
リリア「きゃっ?ふふ、くすぐったいです」

喜ぶリリアの顔をチラリと見てから、ジェイドはオペレーターを振り向き、頼んだで、と視線で言います。

神業《ファイト》!
オペレーターの《突然変異》を増やします。

オペレーター:
「ありがとうございます。そういう主であるから私は付き従うのです。」
「・・そして私に何かが起きた場合には遠慮なく。役に立てればこの上なく。」
「リリア、先ほど姉について言っていたな。感じるままに言ってはくれないか。」

RL:
リリア「ええと… あの、テング塔と一体になっていた植物、あれはきっとお姉ちゃんです…」
リリア「声が聞こえたし、近づいたら、はっきりとわかりました。」
リリア「お姉ちゃんはこの花の中心で、全ての中心の根っこになっています。」
リリア「お姉ちゃんは、『リリア、生きて』って。『あなただけは生きて』って言っていました。」
リリア「お姉ちゃんが星花なんだと思います。そして、私も星花で生きてる…」
リリア「でも、このままじゃ皆さんが、危ないです。だから、お姉ちゃんを止めて…」

ヤマネコ:
マリーベルさん入っていいのよ

斜道猫:
実は私単独では解決法の情報はないんだ。だから口ははさみにくい。

Super32X:
来た目的くらいは言ってもいいのかな?

斜道猫:
じゃあそうしよう

マリーベル:
「客観情報を…伝達します…」

言うとペルソナをハイランダー◎に変更

「わたしは…おねえちゃん…聖母の願いで…花の正体を突き止めるためにここに来ました」
「『聖母は』…花、も隣人であるとして…共存を願っています。」
「調査の結果…星花は…【ハナノイワヤ】という、元日本軍の…植物兵器に由来していることが…判明しています。」
「テング塔にはL1より降下した…カプセルが存在し…」
「そこから漏れた『星花』が…根を張って花をまき散らしています。」
「テング塔内部を調査することができれば、[星花の原種]を…採取できる可能性があります。」

ヤマネコ:
通常の方法では、ロゼリアを「完全死亡」させないと、星花の原種は採取できないけどね

斜道猫:
うん。そこはぼかす。さすがに今リリアの前ですべき話ではない。
ついでに、【ハナノイワヤ】が宿主を乗っ取るってことや、ロゼリアの意識がすでに飲まれていることもぼかしてます。

オペレーター:
「採取か・・それをするにもあの砲撃を何とかしなければならん。真教の娘。」
「その公算はあるのか?全て消せば終わりと考えているように見えるがな。」

しかし、たかがヒルコ一人でどうなるかとも思えない。

マリーベル:
「それは…ことの後先が逆なのです」
「軍は…砲撃によりすべてを根絶やしにすることを…考えていると思われますが…あれは…そんなに生易しいものではないの。」
「それに…[星花の原種]を手に入れたところで…状況を改善できる当てもないのです…」
「もう一度言いますが、お姉ちゃん…聖母『は』、花を新たな隣人として…受け入れ、共存することを願っています。」

オペレーター:
「要点を得ないな。共存がどうのはどうでもいいのか?」
「そもそも今はあの花を何とかすることを話している。特に知らないなら黙っていろ。」
「主よ、私一人なら見られることなく塔を調査できます。もし失敗しても解決策となります。」
「そして娘たち。砲撃の届かぬところまで引け。邪魔だからな。」

Super32X:
なお、手札が腐ってるゆえあまり隠密できない模様。

斜道猫:
をい、そこまで言うならお手並み拝見とか思ったのにw

Super32X:
ジェイドが優先順位上げちゃったからね、しょうがないよね。
オペ「失敗しても成功しても解決できるからいいよね」

斜道猫:
とはいえ、あくまでも《タイムリー》相当なので、妨害神業が飛んできたら終了なのが困りもの。

ヤマネコ:
ゲストは1人、ロゼリアだけです。

RL:
ジェイド「ちょい待ち。オペレーター、お嬢ちゃん方は心配だけども、おまいも1人でどうするんや」
ジェイド「無茶ぁするな、言うたろうが。」
ジェイド「そこの嬢ちゃん。嬢ちゃんは戦えそうやな。オペレーターの力になってやってくれんか?」

と、マリーベルを見て言います。

リリア「私も、私も行きます!お姉ちゃんに、私が話さなきゃ。」
リリア「どうせここにいても、花が消えれば死ぬ命だもの。お姉ちゃんのところに連れて行って、オペレーターさん!」

マリーベル:
ではふたたたびシキガミ◎に変更して

「戦うことは…できるの…だから、オペレーターさんの…背後を守るくらいはできるの…」
「ううん…戦わせて、欲しいの…」
「そしてリリアさん…ついてくるのは…お勧めできないの…」
「リリアさんが傷つけば傷つくほど…星花は活性化してしまう…」
「それは、事態を…悪化させてしまう恐れがあるの…」
「お姉さんにこの街を滅ぼさせたくなかったら…私たちに任せてほしいの…」

ヤマネコ:
ロゼリアを助けたいなら、戦闘して神業を全部使わせてから気絶させてどうにかするとか、完全死亡後復活神業を使うとかでも、なんとかなりますね。

斜道猫:
それはそう。
ただし、復活系神業は《天罰》と、そこから引っ張って来る《突然変異》しかないのが困りもの。

ヤマネコ:
ちなみに、神業はもう予想できてると思うけど、1枚の万能系は、星花を広める効果に既に使っているよ。

オペレーター:
(変な方向に話が行っているな・・)

「ならば勝手についてこい。あと真教の娘。何やら言いたくないことがあるみたいだが」
「言いたくなければそのままでいい。だが信用されると思うな。」

そう言い放ってオペレーターは塔へと再び向かうのだった。

マリーベル:
ではオペレーターに耳打ちします
「2人になったら、話してもいいの。リリアさんに聞かせるには、むごすぎる話だから…」

Super32X:
オペさんはヒルコのことはヒルコで解決したい派です。

斜道猫:
うーん、それは理解できるけど、PLとしては、さすがに情報公開一切無しは、きついです。

Super32X:
じゃあ、キーハンドアウトを公開しますか

オペレーター:
「あいつは命を賭している。そして私も。」ちらりと腕の花を見ます。

キーハンドアウトを公開します。

RL:
オペレーターのキーハンドアウト

公開条件:情報【『オペレーター』の花】を調査した
情報:【『オペレーター』の花】(いつでも)

キミは既に一度、死亡している。
目を覚ましたのはキミの花が、キミの細胞を異常活性させたからだ。
花の根は全身に行き渡り、キミの死をもって最高の花を咲かせるだろう。
もらった命で生きるのも悪くはない。
だが、どうせなら誰かのために生きたい。

PS:一花咲かせる

▼アクトルール
このキーハンドアウトを公開した時、あなたは任意の神業に〈殉教者〉の効果を付与でき、願いを叶えることができる。
また、死後に死体からは美しい花が咲く。

ヤマネコ:
もちろん、神業で助けてあげるのはありです。>オペレーターを

斜道猫:
この情報って、こちらにも伝わるの?

ヤマネコ:
公開されれば、全員に伝わります。演出としては、この内容がオペレーターから話されたと考えるといいかと。

斜道猫:
了解

オペレーター:
「ゆえに、いらん心配は不要だ。あいつも似たようなものだろう。」
「私は私のために生きる。断じて犬死はしない。」
「あいつも拾った命を使い切りたいのだろう。伝えてやれ。」

マリーベルとひと時目を合わせたが、すぐに向うを向いてしまった。

マリーベル:
「なら、キミの気持ちにこたえるの。」
「ハナノイワヤは、人を生かすための兵器ではないの」
「この兵器の恐ろしいところは…命を『救った』人間を変異させて…体を乗っ取る、というところにあるの」
「そして…ロゼリアさんは…もう完全に乗っ取られている。」
「もはや、リリアさんに『養分』を送って…その花を開花させるための『システム』と化している。」
「さらに言うと、[星花の原種]を入手するためには…ロゼリアさんを『殺す』ことが必要なの…」
「それは…リリアさんをも殺すことになるかもしれないし…そこまでやっても、直接的な解決方法につながるという情報がないの。」

Super32X:
この情報はリリアにも聞かせてるの?

ヤマネコ:
リリアには聞かせないと言ってたから、聞かせてないと思うよ

斜道猫:
オペレータに耳打ち

Super32X:
そっかー

オペレーター:
「そうか・・言いづらいことを聞いて悪かったな。」
「情報がないなら仕方がない。・・向かうとするか。」

テング塔を仰ぎ見てそう言った。

RL:
シーンエンド
舞台裏なし
チームによる登場失敗オペレーター

オペレーター:
DQ捨てます。

斜道猫:
ぶっちゃけロゼリアの神業を使い切らせれば、何とでもなるとは思う。
あとは何を何枚残せるかが問題だねぇ

ロゼリアはクロガネ、ヒルコ、ハイランダーだと思うけど、多分1枚は使ってるはず。
多分フォルム:ストラクチャの《万能道具》as《天罰》と予想

Super32X:
あと二枚分ですね。

斜道猫:
ですねー

ヤマネコ:
クライマックスにリリアは連れていかないでOK?それとも連れて行く?

斜道猫:
私は連れて行かないでおけ

Super32X:
私は来たいなら連れていきます。今まで通り

ヤマネコ:
どうします?リリアは来たがりますが、(姉と一緒に散りたい)

斜道猫:
オペレーターの覚悟を聞いちゃったから、連れていくでもかまいませんよ

Super32X:
では連れていきます。どもです。

クライマックスフェイズ

■クライマックス01

シーンカード:カブキ(正)
シーンプレイヤー:全員
場所:テング塔内部

RL:
砲撃の続くテング塔。
その、合間を縫ってオペレーターとマリーベル、そしてついてきたがったリリアは、内部に入り込んだ。
送電塔の内部も草木で鬱蒼としていたが、慎重に通路を進めば通れないことはなかった。
3人は階段を伝い、鉄塔を上へ上へと進んでいく。
その途中、リリアが「ねえ」と声をあげた。

リリア「あのね、2人に言っておきたいことがあるの」
リリア「まず、ありがとう。私のわがままを聞いてくれて。」
リリア「私の話を聞いてくれて、お話ししてくれてありがとう。」
リリア「オペレーターさんに会えて、マリーベルさんに会えて、本当に良かった。」
リリア「ね、私とお友達になってくれる?」

キャストが同意するなら、<契約>により、リリアのコネを1Lv取得できます。
それにより、交渉と組み合わせた攻撃に達成値が上がったりします。

マリーベル:
「その概念を完全に理解してるか自信はないの。でも、もう友達であると、この感情の揺らぎは伝えているの。」
「あと、ここで終わりみたいなことは言わないの。みんなが笑って終われる結末をもぎ取ること、それが私の役目なの」

オペレーター:
「友とはなるものではない。なっているものだ。」
「お前が友と思うならば、それは友であるだろうよ」
「私がお前に思っているのは同士。友とは違うかもしれん」

RL:
リリア「…そっか。そうね。ありがとう。」
リリアは白い花が綻ぶような笑顔を見せる。

そして、3人は階段を上がった。

SPS:「鎮魂花(フローリア)を退ける」を配布します。
星花を排除、あるいは無害化すればOK。

■クライマックス02

シーンカード:クグツ(正)
シーンプレイヤー:全員
舞台:テング塔最上階

RL:
隅田川を見下ろす、テング塔の中腹。
人の足で登れる最上階に、ロゼリアは根を張っていた。
分厚い樹皮に埋もれた姿は、もはや人と形容できるかも怪しい。
しかし、彼女はヒトの気配を感じた。
それに応えて周辺の星花が異常な速度で成長を遂げ、葉を、枝を、刃のように尖らせる。

リリア「お姉ちゃん!」
リリア「お姉ちゃん、もうやめて!私は十分だよ!」
リリア「お友達ができたの!とても素敵な人たちなの」
リリア「オペレーターさんはね、すごく強いの。マリーベルさんはね、すごく優しいの。」
リリア「この人達を傷付けないで!そのくらいなら、私はもういいから…!」

Super32X:
←回避も金剛もすべて失敗している人

斜道猫:
攻撃で頑張ろう

ヤマネコ:
ほ、ほら、すごく硬いから・・・

オペレーター:
攻撃の意思しか見せないロゼリアに対し、戦闘姿勢をとるオペレーター。

「・・どうやら姉さんは少し動転しているようだ。」
「ちと、落ち着いてもらうか。」

マリーベル:
リリアをかばって前に出る

「終わりになんて…させない!」

RL:
CUT IN!!!

■クライマックス03

シーンカード:バサラ(正)
舞台:テング塔最上階

1カット目

RL:
◆戦闘準備
レッドエリアのため、武器の持ち込みは制限なし

◇武器・防具の確認

・ロゼリア
武器:生体武器:槍 防具:なし(<ハーフデッド>により、全ての肉体ダメージは4点軽減される)

・オペレーター

オペレーター:
武器 BNE Killer X
防具 HAジャケット、鎧皮

RL:
・マリーベル

マリーベル:
武器:レーヴァティーン、インテリジェンスアーム、エターナルチャンピオン
防具:ブラックライダー、フェイトコート

RL:
◇位置関係
ロゼリア

(近距離)

オペレーター、マリーベル(エンゲージ)

リリアは戦闘参加せず。ロゼリアから攻撃もされません。

 
◇AR・CSベースの確認

・ロゼリア
AR1、CS9

・オペレーター

オペレーター:
AR1 CS8

RL:
・マリーベル

マリーベル:
AR1 CS7

RL:
◆セットアップ

CS9 ロゼリア

<侵食暴走><トランス> 理性6+SK=16成功
感情のカード数値を+3、<白兵>Lv+2、<白兵>達成値+2
[BS:恐慌]になります。(リアクション不能)

CS8 オペレーター

オペレーター:
なし

RL:
CS7 マリーベル

マリーベル:
レーヴァティーンを使用可能にします。
CS7→-3

RL:
◆イニシアティブ
CS9 ロゼリア

・ムーブ一段階樹木が伸びることをムーブとして扱う。キャスト2名にエンゲージ
・メイン
m:なし
<白兵><核酸毒><隠された殺意>で攻撃。対象は、
どちらとも言えないな。ダイスで決めよう。

1D2= 2
マリーベル。

感情7+2(トランス)+3(侵食暴走)+Joker(CA)=23

ヤマネコ:
ダメージはそこそこ。邪毒4が入ります

斜道猫:
どうしようもない

Super32X:
不落いります?

斜道猫:
数字によります。ちょっと計算。
死なないから大丈夫。

Super32X:
死ななきゃ安い理論

マリーベル:
回避山引きS3で失敗

RL:
ダメージ:P+5+4(隠された殺意)+D8=17
ダメージが1点でも通れば、邪毒4が入ります。

マリーベル:
防具-3で14、眼部損傷と邪毒4をもらいます。

RL:
リリア「お姉ちゃんやめてぇ!」

リリアの泣き叫ぶ声が聞こえますが、
ロゼリアにはすでにそれを解する思考力も残っているようには見えません。

CS8 オペレーター

オペレーター:
ムーブ:なし
マイナー:なし
メジャー:ロゼリアに白兵攻撃 <白兵><隠密>生命8+6+HK=24

RL:
リアクションはできません。生命の制御値は10 です。

オペレーター:
<咆哮>の判定に切り札使用 生命8+CQ→HA=21
ダメージS+10+11+CA=32です。

RL:
<※衝撃吸収>で10 点軽減、<ハーフデッド>で4点軽減
18点脳震盪[BS:酩酊(大)]を受けます

Super32X:
危なく殺しかけている・・

斜道猫:
てゆーか、どうする。私は殺しちゃうと思うけど。

RL:
CS0
ここで、ロゼリアの体が大きく振動します。
どくどくと蔓が、樹皮が波打ち、
ヒルコ街全体に広がった星花から栄養を吸い上げます。
※SSSDを使用、AR+1

CS0 ロザリア
ムーブなし
m:なし
<白兵><核酸毒><隠された殺意>攻撃してきたオペレーターへ
感情7+2(トランス)+3(侵食暴走)+C7-5(BS:酩酊)=14

オペレーター:
回避CJ失敗

RL:
ダメージ:P+5+4(隠された殺意)+S9=18

オペレーター:
防具で8減少、<金剛> D5失敗、鎧皮効果5点減少
肉体ダメージ5背部裂傷

RL:
邪毒4をもらって下さい

CS-3マリーベル

マリーベル:
ムーブ:エンゲージ離脱、近距離へ。
マイナー:レーヴァティーンの深化効果起動
[ダメージ軽減技能]による軽減不可に

メジャー
<射撃>+<交渉> 理性5+5(<アテンション>)+S8=18

RL:
リアクションできません。制御値も−5が効いて8です

マリーベル:
ダメージ:X20+6(インテリジェンスアームの深化効果)+CQ=36

RL:
<ハーフデッド>により4点軽減。
32点で[完全死亡]ダメージですが、

ロゼリアの体が、大樹が、震える。
星花がすごい速度で花開き、傷を、瞬時に埋めて行く。
このテング塔の内部にまで白い花が咲き誇り、
辺りは花の香りに包まれた白い空間と化した。

神業《天罰》
効果:即死ダメージのキャンセル(即時治癒)

それと同時に、声は聞こえないものの、
圧倒的な怒りが樹から発されるのに気付く。
周囲を覆う星花の下から、鋭い樹の槍が伸びだして、
マリーベルを四方八方から貫いた。

神業《突然変異》
効果:《天罰》as即死神業として使用。マリーベルに肉体ダメージ21

斜道猫:
ここでそう来るかー

ヤマネコ:
1枚は防御、1枚は攻撃として使う、と書いてあったのです。《難攻不落》を想定。

Super32X:
おおマリーベルよここでしんでしまうとは

斜道猫:
難攻不落ほしいかな

Super32X:
はーい

マリーベル:
貫かれたマリーエルの体が、ぼろきれのように吹き飛ぶ。
壁にたたきつけられ、倒れこむマリーベル。

オペレーター:
神業 ≪難攻不落≫

倒れたマリーベルに無数の槍が襲う。致命の一撃は免れない。
しかし気が付くとそこにオペレーターが立ちふさがり、襲い掛かる槍をその爪で切り刻んだ。
効果 マリーベルの肉体ダメージ無効化

マリーベル:
「オペレーターさん?」
「ありが…とう…」

斜道猫:
さて、どうする?解決の落としどころ。

ヤマネコ:
クリンナップいっていい?その前に神業でどうにかする?
クリンナップいくと、山札次第で事故があるよ

Super32X:
邪毒こわひ

斜道猫:
私は大丈夫<カワイソウ>残してる。
《平和》も残ってるから、オペレーターがワンちゃん行動不能系受けても打ち消せる。

ヤマネコ:
どの神業を消費するように持ってくか、どの神業でシナリオを解決するか、話し合ってどうぞ

斜道猫:
PSから考えて、<殉教者>は使いたいよねぇ。
花が咲く条件って、[完全死亡]すること?それとも<殉教者>使えば大丈夫?

Super32X:
私が持っているのが突然変異2つと不可知。「一花咲かせる」なのでどう取ってもいいそうです。

ヤマネコ:
「完全死亡」ダメージをキャンセルせずに食らうこと。殉教者使ってもOK

斜道猫:
ああ、そうなのか。物理的に花を咲かせる必要はないのか。

ヤマネコ:
というか、殉教者使えば、好きに解決できる。その後、蘇らせてあげてOK

斜道猫:
《友情》が残ってるので、ダメージだけキャンセルできる。

ヤマネコ:
ただ、花は解決できるけど、花によって生かされてた人達は死ぬことになるから、それを助けたければ天罰とかがいるね。

斜道猫:
その辺は《天罰》残ってる。

ヤマネコ:
なお、オペレーターは天罰を見ている。
2回分ある。

斜道猫:
わたしのもあるから、合計3枚。

Super32X:
たくさんあるなぁ・・

ヤマネコ:
どう解決してもいいよ。花を救うのなら、N◎VA軍の方もどうにかしたいね

斜道猫:
<殉教者>の1枚をどこから捻出するかだね。

Super32X:
不可知を守護神→殉教者でいいかなと。

斜道猫:
《天罰》2枚残せば、いろいろ片つきはする。…ひょっとして《殉教者》使うなら、ロゼリアを殺す必要もない?

ヤマネコ:
ないですね。
ロゼリアを少なくとも人間形態に戻すことすら可能

斜道猫:
となると、クリンナップまで行って《平和》だけは使っておかないとだめか。

ヤマネコ:
でも、ハナノイワヤを片付けるのと、ロゼリアを元に戻すのは、別扱いだから、その辺はよろしく

斜道猫:
そこまで助けるとすると、《天罰》3枚消えるね。

Super32X:
解決すべきことは、ロゼリア、ハナノイワヤ、花生えたヒルコ、日本軍でいいのかな?

斜道猫:
オペレーターの[完全死亡]は《友情》で消す。ですね。

ヤマネコ:
ハナノイワヤまたはロゼリアは、殉教者でどうにかできる。花生えたヒルコとリリアは、演出次第で一緒に助けられる。

斜道猫:
なるほど。
ロゼリアを人間に戻すのと助けるのは1枚で大丈夫?

Super32X:
それか、ロゼリア助けるのに平和つかえないかな?

ヤマネコ:
演出次第
こういう感じでやるって言われたら、ここまでの範囲救えるな、と認める。
平和についても、使い方の提言があれば、考える。

斜道猫:
花を消したことで[完全死亡]する効果なら、[完全死亡]を《平和》で消せない?

ヤマネコ:
ロゼリアについては可能だけど、リリアについてはもう死亡してて、それを星花の栄養を送って生かしてたから、代わりの何かを与えなければダメ。
なお、花が全部枯れたら、日本軍は放っといても砲撃やめる

斜道猫:
それは《天罰》で何とかする。

Super32X:
殉教者の「願い」を花を共存できる形にするっていうのは可能?

斜道猫:
「一花咲かせる」をどういう風に演出したい?
花は消しちゃって大丈夫?

ヤマネコ:
オペレーターのPSが咲かなくなっちゃう

斜道猫:
了解。

ヤマネコ:
花を無害化するのも消すのもできる

Super32X:
天罰2枚分でロゼリア助ける、日本軍どうにかする、してから殉教者「花の無害化」撃とうかなと。
問題は平和を何に使えるのか

斜道猫:
ロゼリアを人間に戻すのと命を助けるのは別って言ってたから、[完全死亡]効果を消すのに使えないかなと。

ヤマネコ:
ロゼリアは花の効果取り除くのぞかない関係なく、天罰1枚で助けられる。

斜道猫:
なるほど。

ヤマネコ:
死亡してて花で生きてる人達(リリア含む)を助けるのに、天罰1枚(演出工夫してね)

斜道猫:
じゃあ、平和はこのクリンナップでの邪毒ダメージを打ち消していいね。
そこは何とかする。

ヤマネコ:
花の無害化すれば、花の件はOK

Super32X:
殉教者を最後に使いたいのでこちらの天罰効果を、ロゼリア助ける、リリアたちなんとかする でもいいです?

ヤマネコ:
日本軍は、花が無害化されてからじゃないと処理は難しい

斜道猫:
その辺は大丈夫。

Super32X:
ベルさんの天罰で日本軍を撤退させていただければと。

斜道猫:
日本軍は《完全偽装》扱いで事件をなかったことにしちゃえば、撤退するよね?

ヤマネコ:
するねえ
というか、無害だと判らせれば帰る。分からせるのに神業を使えばいいです

斜道猫:
じゃあ、こっちはおけ。
ただ、無害だとわからせるだけだと、ロゼリアが罪に問われる可能性があるので、事件自体、なかったことにする方がまるいと思う。

ヤマネコ:
これは、ただの綺麗な花?

Super32X:
日本軍の花見(花火付き)

斜道猫:
ただのきれいな花だった。

Super32X:
邪毒に金剛使えるのかなぁ

斜道猫:
邪毒に金剛は可能だと思うけど、問題は使用回数。

Super32X:
まだカット中ですねぇ。

斜道猫:
そう。

ヤマネコ:
じゃあ、クリンナップに行っていいかな?

斜道猫:
わたしは<カワイソウ>残してるからおけ。

RL:
◆クリンナップフェイズ

・ロゼリア
酩酊(大)→酩酊(小)に変化

・オペレーター
邪毒4+山引き
D9 で13ダメージ
消化器系損傷[BS:衰弱]

・マリーベル
邪毒4+山引き
HAで15ダメージ
動脈切断気絶

マリーベル:
《平和》

ロゼリアの注入した毒により、
マリーベルの動脈から出血する。

「え?」

ぽかんとした顔で
出血部分を抑えるマリーベル
しばらくすると、出血していたはずの動脈からの血が止まる。
どうやら、血管の損傷は針で刺した程度の小さいもので済んだようだ。

「びっくり…した…」

効果:邪毒のダメージを打ち消す。

斜道猫:
ってロザリア存在してEDいける?

ヤマネコ:
ここで神業撃ってカット進行を終わらせて欲しい。神業の効果演出はEDでもいいから

斜道猫:
じゃあ、神業の宣言だけしちゃって、演出処理はEDでおけ?

ヤマネコ:
OKです。

斜道猫:
まあ、私の《天罰》はEDでいいと思うので、オペレーターさんの3枚を宣言してください。

ヤマネコ:
とりあえずロゼリアを元に戻す分だけでいいよ。カット終わらせるには

斜道猫:
了解ーー

オペレーター:
神業≪突然変異≫

ロゼリアからの攻撃を見たオペレーターは何かを感じ取った。
リリアの姉さんはまだ存在している。
ならば・・とロゼリアに影となり接近する。
何故だか見えるその筋に爪を走らせると、核となったロゼリアがむき出しとなった。
そのまま何かに導かれるままに彼女を引きずり出した。

効果ロゼリアを星花より救出する。

RL:
核を奪われた星花の中枢は動きを止めた。

CUT OUT!

エンディングフェイズ

■ED01

シーンカード:エグゼク(逆)
シーンプレイヤー:全員
舞台:テング塔の最上階

RL:
オペレーターの手により、核を奪われた星花の中枢樹は蔦をしならせ、ロゼリアを取り戻さんと蠢く。
ロゼリアに意識はない。身体も、植物性の細胞でできたままだ。

オペレーター:
蔦をかわしつつ、樹より遠ざかる。その間にロゼリアの状態を確かめる。

(・・まだ囚われたままか。)

飛んできた蔦を切り払い、少しばかり安全な間を作る。そしてロゼリアの頬を思い切りひっぱたいた。

「おい、姉さん。妹が来ているぞ。しゃきっとしないか!」

そのままがくがくと揺さぶった。

Super32X:
「気合」でなんとかします。

斜道猫:
気合!

RL:
リリアが泣きながら駆け寄ってくる。

リリア「お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

すると、思念だけでリリアを呼んでいたロゼリアの唇が微かに動き、

ロゼリア「…ぁ、り…ぁ、リリ…ア」と微かな声で妹を呼ぶ。

リリア「お姉ちゃん!私だよ!わかるの!?」
リリア「オペレーターさん、お姉ちゃんは…」

オペレーター:
「なんとか脱出できたようだな・・自分でも何故だか分からないが。」

ヤマネコ:
なお、生きられる状態にはなったけど、植物ヒルコのエキストラになりました。そのうち目は覚ます。

斜道猫:
事情聴取は必要だねぇ

オペレーター:
しかし、このまま星花にとどめを刺してしまうと、花の咲いたものはどうなるのであろうか。
オペレーターは、星花を目の前にして立つ。
そして暴れる蔦に捕らわれてしまう。

(なんとなくだがやり方がわかってきた。)

そして伝わると思い呼び掛けた。

(お前が死にたくないのはよくわかる。だから少し話をしようぜ。)

神業 ≪突然変異≫
効果 ≪天罰≫
リリアたち花が生えたものをそのまま生存できるようにする。

神業≪不可知≫→≪守護者≫→<殉教者>
効果 星花に寄生能力をとり、自活できるようにして無害化する。

(・・仲良くやろうぜ。)

斜道猫:
えーそれはまずい

Super32X:
まずかった?

斜道猫:
N◎VAが森に沈まない?

Super32X:
寄生先を求めなければ拡散しないかなと。

斜道猫:
とりあえず増殖能力は奪っておかないと。

Super32X:
・・・無害化に含めるということで・・

斜道猫:
おねがい

RL:
ブワリ、と、
オペレーターの中に根付いていた、オペレーターの花の細胞が目を覚ました。

それは見る間に成長を遂げ、オペレーターの骨の髄までに根を張り、同時に星花に侵食を開始する。
星花の遺伝子がどんどんオペレーター花の遺伝子に上書きされていく。
それは、『死』を食べる能力のない、ただの過酷な環境でも生きられるヒルコ植物程度の存在だ。
星花の能力が失われていく。

だが、オペレーター細胞は、その、星花の変異を抑えて、星花の生命力をそのまま、宿主の細胞に転嫁した。
星花で生かされていた者たちは、星花の生命力を得て細胞の傷が治り、その後、無害なオペレーター花に置き換わっていく。
数日もすれば抜いても問題なくなるだろう。

そしてリリアも。
リリアは星花の侵食がすでに体の全細胞と一体化していたので、花を抜くことはできないが、生命力はリリアの体に残った。
星花の代わりに、オペレーター花を体いっぱいに咲かせて、リリアは立っていた。

その視線の先で、オペレーター花を咲き誇らせるための養分となって、
土に帰ろうとするオペレーターの姿があった。

ダメージ:[完全死亡]が与えられます

マリーベル:
その時、清浄なる氷の妖精がオペレーターの体を包み込む。
それは、咲き誇る花をオペレーターの体から引きはがして周囲に定着させ、崩れ落ちようとするオペレーターの体を凍らせ、その形を保つ。
その清浄なる氷の中で、

とくん、とくん

オペレーターの心の臓は再び脈打ち始め、体に温かい血潮が巡る。
その熱により、氷が解け、そのあとには傷一つないオペレーターの姿があった。

《友情》
効果:オペレーターの[完全死亡]ダメージを打ち消す。

斜道猫:
とりあえず、これで開花と救命を両立できたかと。

ヤマネコ:
辺り中、綺麗な白い花から、緑色の、めっちゃ地味な花になった。

Super32X:
緑色のアジサイ的な。

斜道猫:
地味

ヤマネコ:
リリアも、可憐な花に覆われた少女、から、森ぞうの親戚みたいな

斜道猫:
ひどい

Super32X:
まあ、薄緑だからまだまし・・だと思う。

オペレーター:
オペレーターは力なく膝をついた。
自身の命を燃やした感覚がある。

周りを見渡すと自分に生えていた花が咲いていた。
自分自身がその花になったような、もう自分は自分でなくなるような状態だったと、そういう感触を持っていたが、今の自分は元の通りである。

(助かったのか・・それとも死にぞこなったか)

なんにせよ、自分にはまだやることがあるのだといわれたような気がして、再び立ち上がった。

RL:
シーンエンド

■ED02

シーンカード:アヤカシ(正)
シーンプレイヤー:全員
舞台:マヨヒガ森(ジェイドの寝ぐら)

RL:
砲撃の続くテング塔からリリアとロゼリアを連れて、森の中まで逃げてきた。
あっという間に色を変えた花の様子を見てN◎VA軍も少し様子を見たのだったが、すぐに砲撃を再開したからだ。
森の中は、一面の白い花畑から、一面の地味な薄緑色の花の咲く藪に変わっていた。

Super32X:
オペレーターさん好みの花畑になった・・

斜道猫:
花畑ぇ?

Super32X:
花藪

斜道猫:
字面は美しげ

RL:
ジェイドが寝ぐらになっている広場の真ん中まで出て、オペレーター達を待っていた。

ジェイド「もんたか!オペレーター!」
ジェイド「この花ぁ、おまいに咲いとった花やろ?何があったんや」

オペレーター:
「ええ。この命を使い、無害なものにいたしました。」
「浸食されていたヒルコたちも回復し次第、花は取れていくでしょう。」

と、いけしゃあしゃあと言った。

「あとは、軍ですかね・・」

RL:
ジェイド「オペレーター、おまいは大丈夫なんか?」
ジェイド「まあ、猫には9つ命がある言うが、おまいもそんなもんやったか?」
ジェイド「とにかく無事でもんてよかったわ。」

と言ったところで、いまだ続く砲撃が、森の天蓋を揺らす。

ジェイド「軍を引かせるんにどうすればええかなぁ。まいったもんやで」

マリーベル:
「それはこちらにまかせるの。」

言うと、

リンリンリンリン

氷でできた鐘のような音が鳴り響く。

それは周りのウェブデータを書き換えつつ拡散していき、今回の事件にかかわる、あらゆる情報を凍結させ、破壊し、消し去っていく。
その中にはもちろんN◎VA軍への攻撃命令も、ロザリアとリリアが【ハナノイワヤ】を持ち出したという事実も、それどころか、【ハナノイワヤ】自体の存在情報や設計図すらも例外ではなかった。

やがて、出撃命令そのものを失ったN◎VA軍は砲撃を止め、静かに、素早く撤退していくのであった。

《天罰》as《完全偽装》
効果:ハナノイワヤにかかわる事件のすべてをなかったことにする。

Super32X:
オペレーターさんはマリーベルに助けられたことを分かってていいのかな?

斜道猫:
どっちでもおけ

ヤマネコ:
マリーベルが何かしたら、軍が帰って行ったことくらいはわかるのでは

Super32X:
いえ、友情の部分

ヤマネコ:
マリーベルの気配を感じたとか言えばOK

オペレーター:
「・・・すまないな。」

自分はこの娘に何かをした覚えはない。
自分の命をつなげてくれたことも何故だかわかる。
そしてヒルコ街の危機に手を貸してくれた。
この恩には報いねばならない。

「二つ、貸しができた。私にできることなどたかが知れているが」
「スラムでは身軽だ。二回までは命を懸けてやろう。」

そう告げてジェイドにはたまにいなくなるかもしれませんと話した。

マリーベル:
「気にしないで」

RL:
ジェイド「そうやな、オペレーターが世話になったな。」
ジェイド「嬢ちゃんは、ヒルコ街の恩人や。いつでも遊びにきい。」
ジェイド「顔パスで通したるように、皆に言っとくわ」

と、ジェイドが歩いてきて、マリーベルの手に、額を擦り付けた。

マリーベル:
全力でもふりながら

「いえ、お礼を言うのは私の方なの」
「おねえちゃんは、花との共存を望んだの」
「そして私は…誰も泣かない解決を求めたの。」
「どちらも、私一人では成し遂げられなかった…」
「だから、『借り』があるのは私の方なの」

そこで、うすく、しかしたしかに笑顔を浮かべて

「もし、あなたたちが、今回のことを『借り』だとかんじているのなら、」
「そういう貸し借りのできる関係を、友、というんだと思うの。」

RL:
リリア「…オペレーターさん。」
リリアが、ロゼリアと支え合って立っている。
リリア「ありがとう。…私と姉さん。どこから来たのか、もう思い出せなくて。」
リリア「でも、ここにいたら迷惑がかかってしまうなら、どこかに…」

ロゼリアも、困ったように立っている。
まだ、思考能力があまり戻っていないようだ。
二人の姿は、オペレーターの花の生えたヒルコであり、人間に戻ったとはとても言えないようだ。

オペレーター:
「ここ、ヒルコ街はお前たちのようなものが集まってきている。」
「いまさら一人や二人、増えたところで誰も何も言わんよ。」
「そして事件なぞ、彼女に言わせれば、無かった、らしいぞ。」
「しばらくは養生することだな。ねぐらは見つけてやる。」

マリーベルのほうを見ながら、リリアたちにそう告げた。

RL:
リリア「…ありがとう」

ロゼリアも、こくん、とお辞儀をした。

マリーベル:
ちょっと
感動してちょっと涙ぐむ

RL:
シーンエンド

Super32X:
しかし、砲撃の雨の中で活動していたなんてスコットさんが聞いたらどうなるのだろう・・

ヤマネコ:
いや、それ以前に、星花に貫かれた法衣と、動脈出血の血のりとかで、スコットさんが大変なことになりますよ

斜道猫:
ちゃんと異端審問官の赤に、染まっているのですよ。

■ED03

シーンカード:ニューロ(逆)
シーンプレイヤー:オペレーター
舞台:マヨヒガ森

RL:
マヨヒガ森から退避していたヒルコ達が、戻ってきた。
森の中は騒がしくなり、ジェイドの寝ぐらも再建された。
前と違うのは、森の中一面に、いや、ヒルコ街にも、オペレーターの花が根付いていることだろう。
ヒルコ達は、「オペさん花」とか適当に呼んでいる。

オペレーター:
花の咲き乱れる場所でオペレーターは立っている。
自分に生えていた花。自分の命を使い星花を塗り替えたこの花を見て、なんて地味な花なんだろうと、自分にお似合いだななどと考えていた。

あの時、花、寄生してでも生きる花に対し憐憫を持ってしまった。
自分勝手だろうが生きる姿は目的がいびつだろうがうらやましさを感じていた。
今はこんな花になってしまったが、まだ生きてはいる。

命を張った成果を見ていたオペレーターはやがてその場を去った。

斜道猫:
一面緑の花の中に緑のオペさん

ヤマネコ:
どこにオペさんが・・・?

斜道猫:
擬態

ヤマネコ:
リリアが来ていい?

Super32X:
いいよー

RL:
リリア「オペレーターさん」

その場を去るオペレーターに、リリアの声がかかった。
植物ヒルコと化したリリアとロザリアは、日当たりの良い寝ぐらをもらって、スクスクと回復していた。
天気の良い日は、このように開けた日向に出て、光合成している。

リリア「オペレーターさん。こっちの日向に来ませんか?とても気持ちがいいですよ」

リリアの体には、オペレーターの花が咲いている。
それを嬉しそうにリリアは撫でる。

リリア「オペレーターさんのおかげで、私と姉さんは生きていられます。こうして、お日様に当たれるの」

ヒルコ街の中でも、ジェイドの側でしゃべることもなく、ヒルコ付き合いの悪い生活をしてきたオペレーターであったが、リリアは、オペレーターのことを友達と思っている。
だから、一緒に日向ぼっこをするのが嬉しい。
そんな姿を見て、オペレーターのことを少し親しみやすいところもあるのかな、と思うヒルコ達も出てきているのは、オペレーターもリリアも思いもよらぬ事実だ。

リリアとロゼリアは嬉しそうに微笑む

オペレーター:
「まあ、少しならな」

あまり日に当たると体温が上昇してしまうオペレーターは控えめに陽にあたる。
正直この花の名前はリリアの花のほうがしっくりくると思うのだが(自分には生えていない)、なぜかリリアの主張によって自分の名がつけられている。

正直勘弁してくれとも思うのだが。

RL:
リリア「あー、オペレーターさん、いい天気ですねえ…」

ヒルコ街はいつも、人間達に脅かされている。
それでも、こんなのんびりとした時間も、確かに森の中にはあるのだった。

シーンエンド

Super32X:
敵をオペ花畑に誘い込んで隠密killするオペさんが浮かんだ。

斜道猫:
有効利用してるw

■ED04

シーンカード:ハイランダー(正)
シーンプレイヤー:マリーベル
舞台:スラム救世教会

RL:
アメリア「マリーベル様、お帰りなさい」
スコット「マリーベル?帰ってきたのですか!どこに… !マリーベル!どうしたのですか、その傷は!!!」

出迎えたアメリアの後ろから、押し除けるようにして、スコットが飛び出してきた。
心配してウロウロするのを、アメリアが聖堂に押し込んで説法をさせていたようだ。

スコット「何があったのですか、とにかく木更津モスクの医療班に連絡を…」

Super32X:
お父さんは心配性

斜道猫:
はじめてのおつかい

マリーベル:
「任務…完了」
「損傷…軽微」
「通常稼働に…支障…なし」

RL:
スコット「軽微ではありませんよ、こんなに怪我をして!可哀想に、顔にまで傷つけてしまって。」

ゴシゴシと柔らかいハンカチで拭かれ、ぎゅう、と胸元に抱きしめられる。

スコット「よくやりました。一人で立派に任務をこなして、私は誇り高いです。」
スコット「でも、無茶はしてはいけません。それに、怪我することを当たり前のように言ってはいけません。」
スコット「あなたは兵器ではなく、まだ幼い子供なのですからね」

そう言われながら、腕の間から見える殺風景だった教会の庭には、緑色のアジサイのような、オペレーターの花がちらほらと咲いている。

マリーベル:
「おとうさん…非論理的…」

といいつつぎゅっと抱き返すマリーベルであった。

斜道猫:
まあ、イメージキャラはヒイロ・ユイではあったが、意外とと感情豊かになった。

Super32X:
式神装備を爆散させるのか・・

斜道猫:
<絶刀折牙>か。

RL:
その後、アメリアに事情を報告して、アメリアからミューに報告がいくことになるが、

アメリア「ラルストン司教が、過保護で困ります。でも、マリーベル様の表情が、少し豊かになった気もしますねー」

と、報告された。
ミューは、遠くないそのうち、妹の自我が育ち、自分と面会できる日が来ることを祈って、

ミュー「スコットに、『あまり甘やかさないように』と伝えて下さい」

と釘を刺したのが、アメリア経由で回ってくるのだった。

 
シーンエンド

ポストアクト

ヤマネコ:
アクト「ヨモツオトメの鎮魂花」終了です。
お疲れ様でした。

Super32X:
お疲れ様でしたー

斜道猫:
お疲れ様です。ありがとうございました。

ヤマネコ:
元シナリオでは、リリアは滅びることが想定されていたので、ここまでグッドエンドになったのは、珍しいかなと思いました。

斜道猫:
天罰の暴力

ヤマネコ:
まあ、自前天罰は1枚で、他2枚はコピーできちゃったんだけどね

斜道猫:
まあ、自前1枚あれば増えるのは道理

Super32X:
ロゼリアさんの天罰パス

斜道猫:
ロゼリアさんの犯行動機が最後まで分からなかったのがちょっともやもや。

ヤマネコ:
あー、あれは、分からないですね。

軌道の名家ブラーガ家の一族だったんですが、
妹がどうしても死から救えないと分かって、死を転換できる細胞を妹に移植した。
しかし移植したハナノイワヤがリリアの中で変異して、暴走して、コロニーを食べ尽くして樹海にしてしまった。
そしてもうこれ以上繁殖できる場がないから、リリアの飢えを満たすために、地上に根を張ろうと、N◎VAに落ちてきた。

と言うのが背景です。

斜道猫:
なるほど

Super32X:
コロニー滅んでた。
うーんオペさん地味にすごいことしたんだな・・

ヤマネコ:
あのままでは、N◎VAも樹海になるところでした。

斜道猫:
デビルガンダムをアルティメットガンダムに戻した。

Super32X:
オペ「俺は・・ガンダムだ!」

ヤマネコ:
そして、キャスト間コネを常備化するのはもちろんいいですし、マリーベルも、ジェイドのコネを取得して構いません。ヒルコ街の恩人なので。

斜道猫:
それは取ります。
オペさんからももらっていいですか?

Super32X:
どうぞー
スートはなんだろう・・まあ、理性か生命でしょう。

斜道猫:
生命で頂きます。

ヤマネコ:
身内ということですね

斜道猫:
命の貸し借り、かな。

ヤマネコ:
なるほど

Super32X:
スコットさんとの対面時にどうなるのだろうか。

ヤマネコ:
スコット「マリーベルに、人間ではないお友達ができたのですね。よろしくお願いします」

となるかと。
スコットさん自身は、ヒルコやマキノイドやアヤカシ差別はしてないから。
胞子とか出してたら、「触る時消毒してね」くらいは言うけど

斜道猫:
www

Super32X:
昔花は生えていたけど胞子は出していないはず。花粉は知らない。

斜道猫:
とったからね。

ヤマネコ:
オペさん花、アジサイなら、花粉はごく少ないはず

Super32X:
花の近くには透明化しているヒルコが潜んでいる・・

ヤマネコ:
怖い
カタツムリのヒルコとか繁殖しそう

Super32X:
硬いのか柔らかいのか・・

ヤマネコ:
リリアが食べられてピンチになる。

斜道猫:
それは危険

Super32X:
そういえばジェイドも砲撃くらってたら花猫になっていたのか。

ヤマネコ:
花猫になったねえ

Super32X:
緊迫した空気が台無しに!

斜道猫:
ねこはしょうがない

斜道猫:
しかし、キーハンドアウトの処理に困ったな。
マリーベルのは、公開すると全て「焼き払え」になるからね

Super32X:
そういえばそちらもキーハンドアウトあったのですね。

斜道猫:
こっちは花を全滅させるハンドアウトでした。
「これは危険なものだ。全て焼き払う」的なハンドアウト

Super32X:
確かに危険だよなぁ・・

斜道猫:
危険。
でも発動するとメインキャラほとんど死にかねないから、困った。

ヤマネコ:
リリア助けようとか、話にならないからねえ。>バサラキーハンドアウト

Super32X:
こちらのやつはオペさんの前のめりっぷりに適応したほうがいいかなーと
オペさんも本望じゃて・・

斜道猫:
オペさんのキーは多分自己犠牲系だと予想したので、《天罰》温存したかったってのはある。

Super32X:
M○●Nで何があったかは知らないけど自己犠牲的な側面があったので(自分の中で)

斜道猫:
それは何となく見えてた。

ヤマネコ:
その辺の読みはうまかったですね。
両方公開しちゃうと、どっちも引けなくなるから・・・

斜道猫:
それはたぶんそうだと思った。

ヤマネコ:
でも、ダブルハンドアウトにこんな使い方があるのか、と、シナリオギミックとして、純粋に面白いと思いましたね。

Super32X:
それは思いましたね。

斜道猫:
ダブルハンドアウトはいろいろ使い出がある。

ヤマネコ:
アクト内の真実というか、解決法という大きなものを、自分でコントロールできる。

斜道猫:
チョイスタイプはそうですね。

ヤマネコ:
このシナリオ集もうちょっとやってみて、ウルトラライトシナリオとかダブルハンドアウトの使い方とか学んだら、自分でウルトラライトなシナリオ作ろうかなと。

斜道猫:
いいですね。

Super32X:
勝手なオペさんイメージはアークナイツ(ソシャゲ)の白いトカゲさんでした。
元ネタは穏やかな人

斜道猫:
そうなんだ

ヤマネコ:
ところで、スコットもマリーベルのコネをもらっておきたいけど、まだ自我がそこまで生えてない?

斜道猫:
いや、十分生えた。友達とか理解したw

Super32X:
はじめてのともだち(人外)

斜道猫:
まあ、人外とか気にしてたら生きていけない。

ヤマネコ:
マリーベルのコネは、生命でいいです?感情とどっち?

斜道猫:
生命かな。今のところ

ヤマネコ:
まずは「家族」と認識したってところですね

斜道猫:
ですです。

ヤマネコ:
了解です。お疲れ様でした〜。

感想

2人用のウルトラライトシナリオ、N◎VAでエモができる、というのに惹かれて購入した、サバ缶さんのシナリオ集「Glory be to Braga」でしたが、こんな感じの短いけれど雰囲気があったり、エモさを直撃するのがあったり、PL間の駆け引きと協力(根回し)と見せ場の演出が熱いシナリオなど、盛り沢山の内容でした。シナリオ3本、オンラインセッション用テキストファイルも入って、DL販売で1冊400円(白黒2冊あり)なので、とてもオススメです。サバ缶さんのTwitter(@aoyama55z⁩)から販売情報を確認して、買おう。

オペさんとマリーベルは無口感情薄キャラ2人で大丈夫かな?とも心配したんですが、オペさんが徐々に軟化する様子とか、マリーベルが「ともだち」ができる様子なんかが、とてもエモさのあるアクトになりました。本来なら助けられることは想定されてないロゼリアとリリアでしたが、キャスト達の選択と意志により救済エンドに。天罰の暴力ですが、こんなことがあってもいいでしょう。

RLは久しぶりのRLでしたが、しっかり用意されたシナリオがあれば、そんなに苦じゃないな。ウルトラライトシナリオが、環境的にも作り易さ的にも、性格的にも合ってる気がするので、今後練習していきたいです。

しばらくは「Glory be to Braga 白/黒」含め、サバ缶さんのシナリオをやっていきたいと思っています。激アツになったストリートアクトなどもRL中なので、機会があればリプレイ化したいです。