彩度の高いだけの塗りからの脱却(塗りの勉強)

彩度の高いだけの塗りからの脱却(塗りの勉強)

最近お絵描きを再開してから、「カラー&ライト」という技法書を読見つつ絵を塗っています。塗りが劇的に改善した…気がします。

参考までに…昔の絵

昔の彩度の高いジャス学絵

2011年の絵です。なんとジャスティス学園(PS1熱血青春日記2)の絵だ!懐かしいだろう!

それにしても彩度が高い。目に痛いです。その上、影がフィーリングでつけられてるから、光源がどこにあるとか、光の反射がどうとか、考えられてない。昔は実際光の物理的特徴とか、色のまとめ方とか分からずに描いていました。

最近の絵(光源と色の統一を考慮)

最近の彩度と光源を考えた絵の例

そこから、現在勉強中だけど、光についてや色の統一や、彩度抑えめで塗るとか、色の固有色にあまりこだわり過ぎない(光の加減でかなり変化した色合いになると理解)ことを意識して塗るようになりました。

こちらの本を読みながら勉強してます。

4年前に買ったままスランプに陥って、ずっと読んでなかった本ですが、色と光についての基礎から応用までに知識が書かれてます。ちょっと高いけど、それ以上に内容が充実してるのでおすすめです。フルカラーの油彩画がこれでもかと例に載っていて、それだけで勉強になるし、「写真ではなく肉眼で見た時の印象を写しとるのが絵だ」と思えました。

とりあえず考えるようにしているのは、「光源がどこにあるか、反射光、環境光も含めてちゃんと考えて(できる範囲で)描く」「彩度と明度を上げ過ぎない」「固有色をそのまま塗らない(固有色で色付けした場合も、その後色調補正などで影や光の色を加えて色をまとめる)」とか。できてないことも多い…。

「カラー&ライト」で塗りの世界が変わるので、他のキャラ塗り本とか色々買うなら断然おすすめです。(2冊買えば同じ値段になるし)

他にも勉強用に買った本はあるので、勉強成果が出たら、その結果と共にまた紹介するかも知れません。…と、こういう記事に需要はあるのかな? まあ、私と同レベルで悩んでる人がいたら幸い…。」(これで「昔の絵の方が良かった」と思われたらどうしよう…)